歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

個人事業者つばめ翻訳。翻訳をめぐるあれこれを書いたり、海外記事を翻訳したりしています。

The Taming of the Queen (読書の記録)

フィリッパ・グレゴリーのThe Taming of the Queen(仮訳:王妃の調教)をようやく読み終わりました。
『ブーリン家の姉妹』の作者の本です。
the-taming-of-the-queen-9781476758794_lg.jpg
(※画像は版元よりお借りしました。)

今作の主人公はヘンリー8世の王妃キャサリン・パー。
ヘンリーの6人の妃のなかで唯一生き延びた人物です。
主人公は生き延びるし、年老いたヘンリーも少しは丸くなっているだろうと思って
ある程度明るい内容を想像して読み始めたら、逆にとんでもなく恐ろしい本でした。

フィリッパ・グレゴリーの作品は何冊も読んできましたが、
作中の「いい時期」と「悪い時期」の描写の落差にいつも圧倒されます。

王に愛され、宮中でかしづかれる
主人公にとっての「いい時期」の描写には黄金色の輝きを感じます。
主人公と一緒になってその明るさを味わっていると、
突然暗黒の世界に突き落とされて心臓がぎゅっとなる。
味方だった人が敵になり、侍女が減っていき、王と会えなくなっていく。
『ブーリン家の姉妹』から続いている
このThe Plantagenet and Tudor Novels(プランタジネットとチューダーの物語)シリーズでは、
そうやってどの主人公も黄金色のしあわせを感じたあとに暗闇でもがき、
そして命を落とす人が大半です。

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翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#4に参加して

訳出のバリエーションづくり~訳例カード・ワークショップ」に参加してきました。

タイトルにもあるとおり、
mostの訳例カードを使ったワークショップが中心になるのかなと思って参加しましたが、
何よりもまず印象に残ったのは「日本語も述語(動詞)を見る」ということです。
英語では文の構造をつかむためにまず動詞を探すのがくせになっていましたが、
母語である日本語の動詞を見ようと意識したことはこれまでなかったような気がします。

動詞を核として、その他の要素(主語や目的語)がどうくっつているのかを考える。
動詞以外の要素のくっつき方がすなわち文章のバリエーション。
そのバリエーションを幾通りも考える練習の段になって
ようやく出てきたのがmostの訳例カードでした。

訳例カードを使ったワークでも頭を使いましたが、
それよりも前に、日本語の文章の動詞(述部)を探す練習ですでに手が止まりがちに。
今までいかに日本語の細部に意識を払っていなかったかを痛感しました。

これまでに参加した翻訳のセミナーや勉強会の中心テーマの多くは英語でしたが、
今回のレッスンで組み合った相手は日本語でした。
日本語が好きで英日翻訳に携わっている自分にとって、とても刺激で楽しいレッスンでしたし、
「翻訳のレッスン」を読むだけではなく、実地レッスンを受講するとやはり理解度が違いました。

翻訳の学習を始めたころは
「いかにきれいな読みやすい日本語を書くか」ということばかりを意識し、
原文への忠実さが甘かった時期がありました。
実際の仕事では、日本語のなめらかさよりも原文に即した文章が必要とされることも体験しました。
それらを経た今、このレッスンに参加し、
日本語でまともな文章を書くためのシステマチックな方法をならったことで、
また一歩前に進めると思います。

さきのさん、翻訳フォーラムのみなさん、めだかの学校のみなさん、
本当にありがとうございました。

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翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#4

今週日曜日、29日に開催される翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#4
訳出のバリエーションづくり~訳例カード・ワークショップ」に申し込みました。

「翻訳フォーラムのレッスンって、プロ向けで難しいのでは?」
というお声も聞かれるそうで、
レッスンへの参加は今回が初めてとなる私もちょっと緊張しています。

でも、これまでに翻訳フォーラムのみなさんのお話を何度かうかがい、
決してプロだけを対象にした内容ではなく、
むしろ翻訳学習中のころに自分が聞きたかった、と思うようなお話が多いと感じています。
特に、翻訳の基本的な心構えや、調べ物・辞書などについての知識は、
学習をはじめたもっと早い段階でお聞きする機会があったら
もしかしたら現在がもう少し違っていたかもしれない、と思います。

今回の講師高橋さきのさんのお話は、
これまでJATやシンポジウムなどでもうかがったことがあります。
さきのさんのお話は、私には難しく感じられるときもありますが、
日本で翻訳をするために欠かせない土台を作ってくださる内容であり、
自分にとって必要不可欠な要素であると感じています。
今回のレッスンに参加することで、
さきのさんのお考えをまたさらに吸収できたらいいなと思っています。

「訳例カード・ワークショップ」のお申込みは27日(金)18時までとのことです。
※期限を修正しました。


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最近取り入れたこと④ウィークック

数か月前からウィークックというサイトを見ながら夕食を作っています。

休日1時間の下準備で
平日5日間は1日10分で夕食ができてしまうという便利サイト。
1週間単位でたくさんのメニュー案があり、
食材リストもあるので1週間分をまとめ買いできます。

一日の仕事を終えたあとはもう頭が回らず、
メニューを考えたり料理をしたりするのが本当に苦痛だったのですが、
ウィークックを使うようになってとても楽になりました。

楽になった理由は、
・毎日メニューを考えなくていい
・買い出しのときに冷蔵庫の中身と相談する必要がない
・手間のかからないメニューが多いので疲れていてもすぐできる

さらに、
・適切な料理の量がわかった
・自分のレパートリーと違う味が楽しめる
・お惣菜を買うことが減った
・余分なものを買わなくなった
・ダイエットできた
というメリットもありました。

ダイエットメニューでも基本1食3品で食べごたえがあり、
だんだん胃が小さくなったのか、食べる量が減ってきました。
大人二人分の食材が意外と少なくて、
今まで作りすぎ&食べすぎだったな、と反省…。

メイン(肉か魚)、副菜、汁物が基本の形で、
どうしても物足りないときは
納豆や豆腐や野菜で1品足しています。

休日の下準備が売りだと思うのですが、
まとめ買いだけしてその日ごとに作るほうが私は楽でした。
下準備といいつつ、
数品を一気に完成させる週もありちょっと大変だったので。
1日分であれば一から作ってもそれほど手間はかかりません。

家のことと仕事のことの両方をやるのが大変な日でも
うまく手抜きができないときがありますが、
ウィークックだと簡単なのにちゃんと作っている感じがあって
精神的にもちょうどいいです^^

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最近取り入れてみたこと③腹筋

腰痛対策のために取り入れてみたのが「腹筋」です。
筋トレの腹筋だけではなくて、常に腹筋をひきしめる、という試みです。

これは、先日参加した
腰痛の方のためのヨーガセラピー・ワークショップ」で
教えていただきました。
お腹と腰は表裏一体なので、
お腹に力を入れると腰側がゆるみ、腰痛が楽になるのだそうです。

立っているときも座っているときも、
料理中も、食事中も、犬の散歩中も、立ち話中も、
「常に腹筋に力を入れる」。
これがなかなか難しく、
ちょっと気をゆるめるとすぐにお腹から力が抜けてしまうのですが、
抜けたらすぐにまた力を入れる、のくりかえし。

さらに座っているときの姿勢も見ていただいて、
仕事中は椅子に背中をつけたりもたれかかったりせずに
座面に浅く腰かけ、腹筋に力を入れて背筋を伸ばす、
というアドバイスもいただきました。

これを聞いたときには
「そんなきつい体勢じゃ仕事に集中できなそう…」と思いましたが、
やってみたら腰が楽で驚きました。
SNSで見かけた色々な「腰や肩こりが楽になるワザ」では
あまり効果を感じなかったのに、
腹筋を意識するだけで改善されるとは……。
自分の身体の反応や呼吸を観察しながら
姿勢を保つこと、体を動かすことの大切さを感じています。

腰痛対策としてもうひとつ、
花王の「めぐりズム 蒸気の温熱シート」もおすすめです。
慢性的な腰痛は温めるといいと聞いて
鍼の先生に教えていただきました。

ホッカイロと違い、肌に直接貼るタイプで
蒸気で温めるのがポイントだそうです。
蒸しタオルと同じなのですが、めぐりズムは数時間もちます。
腰の痛みがきついときに使うと
こわばった筋肉がほぐれるようで重宝しています。

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