歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

個人事業者つばめ翻訳。翻訳をめぐるあれこれを書いたり、海外記事を翻訳したりしています。

シンポジウムの報告をしました。

7月2日に静岡翻訳勉強会(しず翻)が開かれました。
今回はなんと、テリーさんと帽子屋さんもお越しくださり、
以前から私が仕事でご一緒していたHさんも、
はるばる県外から駆けつけてくださいました。

勉強会の構成は、
翻訳フォーラムのシンポジウムの報告と
辞書環境についての情報交換の二本立て。
実は、前半のシンポジウムの報告を
僭越ながら担当させていただきました。
豪華な参加者の面々を前にしての大役を仰せつかり、
大変緊張して当日を迎えました。

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しず翻第2回勉強会

12月20日にしず翻で2回目の勉強会が行われました。

今回もすてきな企画をしていただいて、
静岡おでんの老舗大やきいも→勉強会→忘年会と盛りだくさんな一日でした。
静岡市の出身なので、
県外からお越しのみなさんがおでんと焼きいもに喜んでくださったのがうれしかったです

勉強会には県内外から16名が参加、
普段の仕事内容等について7名が発表をしました。
社内翻訳者、社外翻訳者、フリーランス、専業・兼業と
さまざまな翻訳者の方がいらっしゃったので、
立場や背景の違いからまた新しい意見をうかがうこともでき、とても新鮮でした。

みなさんの発表の中から印象に残ったものをメモメモ。

・発注担当者の仕事内容の一例
:社内翻訳、納品物のチェック、外注先のスケジュール管理、メモリの修正
→翻訳だけに集中しているわけではない

・発注者の中には翻訳の品質に無頓着な人もいる

・機械ではない人間が翻訳する意味(原文についてもおかしいところを指摘)

・SLV(single language vendor:単言語翻訳会社)の翻訳業務の流れ

・ケアレスミスを食い止めるフェーズを自分で作る→Excelの作業管理表

・「社内用語」は存在する

・自分を大きく見せないことも誠実さ
→自分にできることをありのままに伝える

・単価交渉に成功しても打診が減って年収に変化がないこともある


私も発表させていただいて、IJET以降の半年間をまとめました。

JAT翻訳コンクールの入賞、IJETでの名刺交換がトライアルにつながって、
断続的に翻訳の仕事を受注できるようになったこと。
無理な受注をして失敗したこと。
自分の管理(処理能力、体調、気力、ペース配分)、
できるかどうかの冷静な判断(仕事が来たからといって舞い上がらない)、
断わる勇気を持つこと。

投資回収率、収入と費用のバランスはまだよくないけれど、
IJETでの出会いや半年間の経験を振り返ると
実質黒字だったのではないかと思っています。
稼ぎは小さくてもご縁は大きかった半年間でした。

静岡の翻訳者に限らず
県外の翻訳者のみなさんにも楽しんでいただける会に進化しているしず翻に感謝しています。


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しず翻 IJET勉強会

7月19日に、しず翻メンバーで集まってIJET報告会をしました。
IJETに参加されなかった方々に参加者として報告をする立場になり、
なんだか気負ってしまって緊張しましたが
いつものごとく和やかな会になり、楽しかったです。
新しいメンバーも2名増えました

IJETに参加したのが主催者のta9hatchさんと私の二人だけだったのですが、
セッションの内容を思い出しながら感想を言い合う形で報告しました。

特に盛り上がったのは井口耕二さんのセッションについて。
翻訳業界の平均年収や単価相場、仕事の進め方などについて
しず翻メンバー同士でも意見を出し合いました。
私のメモが走り書きだったため細かく思い出せないところもありましたが、
情報を補うにはこちらがおすすめです。
IJET当日、Garyou_Tenseiさんが
Twitterで実況してくださっていた一連のツイートがまとめられたページです。

報告会の当日はあいにくの大荒れの天気で、
新幹線まで止まり
来られなくなってしまった方もいらっしゃいました。
ほかの遠方組の方々も電車が止まってしまって
身動きが取れなくなったり、
急きょ車で移動された方も。
でも、報告会には7人、
ビアガーデンでの懇親会には8名が集まりました。
懇親会では話が尽きず、
10時ぐらいまで話し込んでいました。

こうやって仕事について自由に話せる集まりをとてもありがたく思っています。
サラリーマン時代は全然考えられなかった素敵なつながりです。

しず翻、これからも末永く続きますように。

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静岡通翻勉強会に参加しました。

先週の土曜日、静岡通翻オフ会の勉強会に参加しました。

参加者ははるばる県外から来てくださった方も含めて全14名。
フリーランスの翻訳者さん8名、特許翻訳者さん2名、
社内翻訳者さん3名、そして修行者1名(私)。

主催者さんのおかげで
掛川花鳥園(有志)→勉強会→懇親会という
豪華なプログラムが実現し、
鳥好き翻訳者にとっては色々な意味で充実した一日でした。

今回の勉強会のテーマは「翻訳の仕事環境」。
参加者の中から第1、2回の静岡通翻オフ会のメンバー6名と、
今回新しく参加してくださった方のうち2名が
各10分程度でプレゼンをしました。

私は「仕事環境」というと
机やPCなどの物理的な物がまず頭に浮かび、
以前の記事で書いた文机&カーシートについて発表しました。

ほかの方々からは
翻訳案件の周辺業務の進め方やクライアントとのやりとり、
おすすめの書籍などもうかがうことができ、
たくさんのことを学ばせていただきました。

自分のメモを元に、簡単ではありますが、
翻訳者さんたちのプレゼンの内容をいくつかご紹介します。

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第2回静岡通翻オフ会

昨日、静岡での通翻オフ会に参加しました。
9月の第1回に続き2回目です。
このオフ会のために
遠方からはるばる来てくださった方もいました。

今回はお酒&食事を楽しみながらの会だったので、
1回目以上にじっくりお話をうかがうことができました。
修行中の身には刺激が満載の貴重な機会で
私としては緊張せずにはいられなかったのですが、
プロの方々がみなさんとても温かく、
5時間ずっと楽しく過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました

興奮が醒めぬうちに、印象に残った点をメモメモ。

・翻訳ツール「Felix」がおすすめ。
翻訳者が作ったものなのでとても使いやすい。
インターフェースなどはTradosと近い。

・「かんざし」というソフトもおすすめ。
複数の辞書+ウェブサイトを一括検索できる。
PASORAMAと使うと最強!

・ツールは、取説のように繰り返しが多い原文なら使いやすい。

・情報を保護するため、翻訳を外注せずすべて社内の人員で賄う会社もある。

・数ワードなど小さい仕事に迅速に対応すると
翻訳会社にとても喜ばれる。

・静岡には翻訳学校がないので、作ったら需要があるかも??

・派遣社員での翻訳職は、企業や案件によって任される部分がだいぶ違う。
翻訳だけでなく周辺業務も担当することも。

・仕事の忙しさ、身内へのしわ寄せ

・特にだめ出しやフィードバックなどなく
翻訳会社と縁が切れることもある。
気にせず次に行く!

・他の人のすごさを感じたら「自分にはまだ伸びしろがある」と思う。

・翻訳はなぜテレビで取り上げられにくいのか。
→頭の中での作業が中心。
絵にならない?
通訳は絵になる?(マンデラ元大統領追悼会での通訳事件など)

・翻訳者がNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で
取り上げられる日は来るのか。来てほしい!

・翻訳という仕事はなぜ評価されにくいのか。
判断基準があいまい?人それぞれ?売上?
なんといっても書籍を出しているかどうかでは?

・つたない原文でも補って優れた訳文を作ることの是非
ビジネスでは必要だと思う。
文芸とビジネスでは違うのかも?

・翻訳という仕事の評価、訳文の評価、文芸書の評価、
結局は人の感じ方の違い。

・師匠の大切さ

・東海三県+静岡で翻訳者の集まりをやろう

・TwitterやFacebookを使っている翻訳者はごく一部。
名古屋にも静岡にももっと翻訳者がいるはず。

などなど。
---
共通項がある方々とわいわい話をするのは楽しいです

話をしているうちに
意外と自分の中からはっきりした意見が出てくることもあれば、
「ああ、まだこの部分は自分はわかっていないな」
と感じる瞬間も。
自分の中にあるもの、ないもの、新しく加わったものなどを
考えた会でした。

フリーランス翻訳者の厳しさ、責任、醍醐味がぐーっとお腹の辺りにきて、
「自分の腕1本で勝負している」方々が目の前にいるんだな
と改めて思いました。

修行中の私にとっては
翻訳の仕事をしている方の言葉ひとつひとつが本当に宝。
ありがたいことです。

次回は勉強会の要素も加えようかという案もあって、
またそれも楽しみです。
関東圏など、静岡以外の翻訳者のみなさんにも
いつの日かぜひお会いしたいです。


おまけ。
居酒屋でフライドポテトを頼んだら
なぜかイカの塩辛がディップのように添えられていて、
みんな目が点になりました
浜松流というわけでもなさそうです。
どうやって食べるのが正解だったのやら。


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