歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

個人事業者つばめ翻訳。翻訳をめぐるあれこれを書いたり、海外記事を翻訳したりしています。

1850年ごろのおしゃれなショップバッグ

ブログ翻訳015
久しぶりのブログ翻訳。
前回から引き続き、
アメリカのヒストリカル小説作家イザベラ・ブラッドフォードさんの記事です。

1枚の紙袋から
商人の心意気や貴族のお屋敷の持つマーケティング力が垣間見えます。

1850年ごろのおしゃれなショップバッグ
 by イザベラ・ブラッドフォード
twonerdyhistorygirls.blogspot.com
2013年10月17日(木)

イザベラがお伝えします。

ショップ(店)というものは古代のころから存在していましたが、「ショッピング」という言葉が動詞になり、購入される商品と同等の重要性を帯びた活動となったのは18世紀後半になってからのことでした。

産業革命はより一層多くの商品を生み出しただけではなく、消費するためのお金を持った買い物客が大勢いる中流階級も生み出しました。印刷技術の発達も、商店主が自分の店の商品を宣伝するためのより斬新な方法をもたらしました。19世紀の中ごろまでに、才に長けた商人たちが自分の店の名前と住所を印字した紙袋を提供し始めました。いわば歩く広告のようなこの袋は、今も地方のショッピングモールで現代の買い物客に人気があります。

1850s shopping bag

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1770年代の巨大な髪に秘められた真実 Part2

ブログ翻訳014
前回のイザベラさんの記事の続きを訳しました
読んでも訳してもとてもおもしろかったので、
みなさんにも楽しんでいただけたらうれしいです!


1770年代の巨大な髪に秘められた真実
パート2 『髪型の作り方』

by イザベラ・ブラッドフォード
twonerdyhistorygirls.blogspot.com
2014年7月24日

イザベラがお伝えします。

1770年代の女性のそびえ立った髪型のことを考えるとき、否応なく浮かんでくるのは「どうやって作っていたのだろう」という疑問です。その答えを、コロニアル・ウィリアムズバーグの二人の友人、マーガレット・ハンター・ショップで仕立て師見習いをしているアビー・コックスとサラ・ウッドヤードに聞いてきました。
1_SarahW_ hat

この若い女性たちは日ごろから1770年代の服装をしているだけでなく、できる限り「本物」らしく見せるために常に当時を研究しています。ファッションを生業としていた18世紀の帽子職人や仕立て師、その店の助手たちは、個人的な好みとしてだけでなく商売の宣伝として最新スタイルの衣装を身に着けていました。その様子は版画に見ることができますが、下の絵の帽子職人たちは髪も帽子も凝っています(先日のカンファレンスでマーガレット・ハンター・ショップがこの版画を再現した様子はこちらから。もっと大きな髪型もあります!)。

2_Screen Shot 2014-07-23 at 103543 AM

アビーは見習い業務の一環として、一次資料や版画でこのような髪型やジョージ王朝時代のヘアケア全般の秘密を調べてきました。ここでアビーの発見のごく一部をご紹介しましょう(共有してくれたアビーにとても感謝しています!)。
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1770年代の巨大な髪に秘められた真実 Part1

ブログ翻訳013

今回は、Twitterの@2nerdyhistorygirlsというアカウントで紹介されていて
おもしろいなあと思った記事を翻訳します。


1770年代の巨大な髪に秘められた真実:パート1
by イザベラ・ブラッドフォード
twonerdyhistorygirls.blogspot.com
2014年7月22日

イザベラの報告です。*1

1_Duchess of Beaufort

18世紀の女性ファッションに疎い人でも知っているのが髪のこと。そびえ立ったヘアスタイルに蛆虫のわいたかつら、鼻をむずむずさせる大量の髪粉のことなら誰もが知っています!

とはいえ、この描写は必ずしも正しくありません。蛆虫だらけのかつらや、肋骨の折れるコルセット。過去のファッションに関するこのような否定的な作り話は、「2014年にいる私たちの方がずっと賢い」という自己満足を与えてくれるため、人々に受け入れられやすいのです。
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スコットランドに住むイングランド人の思い

ブログ翻訳012
今回は5日後に迫ったスコットランドの独立を巡る住民投票について、
BBCの記事をひとつ選びました。


スコットランド独立
 ――スコットランドに住むイングランド人の思い――

2014年9月9日 0:20更新
By Vanessa Barford(BBC News)

スコットランドには約50万人のイングランド人が住んでおり、その大半はイギリス連合王国(UK)の維持を望んでいる。しかし世論調査では、4人に1人はスコットランドの独立に賛成票を投じる見込みであることが示唆された。307年に亘る連合に終止符を打とうと、熱心にキャンペーンに取り組んでいる人々もいる。

UKの他の地域で生まれたが、現在スコットランドに住んでいる人のほとんどが、住民投票で「No(独立反対)」を選ぶであろうというのは当然だ。多くの人は今も境界線の南側とつながりがあるからだ。

23歳のロイシン・ケイは独立に反対だ。ロンドンで育ったが、昨年5月に家族とともにグラスゴーに引っ越してきた。

「私の家族は全員スコットランド人で、父はグラスゴーの生まれです。ロンドンに住んでいたころは、休暇はいつもグラスゴーで過ごしていました。でも、私はハルにある大学に通ったので、友達はイングランドにいます。

スコットランドとイングランドには固い絆があるように感じているので、スコットランドにはUKに残ってほしいと強く思っています」とロイシンは言う。
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ヴィクトリア女王の手稿日記公開

ブログ翻訳011
久しぶりのプログ翻訳。
今回は現在公開中の展覧会で見られるというヴィクトリア女王の日記について、BBCの記事です。


ヴィクトリア女王の日記 ウィンザー城で公開
BBC NEWS

当時公女であったヴィクトリアが母ケント公妃から初めての日記帳を贈られたのは1832年8月、13歳のヴィクトリアが英国内の視察旅行に出発する直前のことだった。

生涯にわたり消えることのなかった書くことへの情熱の火が、このとき灯されたのだった。
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