歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

個人事業者つばめ翻訳。翻訳をめぐるあれこれを書いたり、海外記事を翻訳したりしています。

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I Have a Dream から50年


April+4th2C+1968+by+Nikkolas+Smith_2.jpg

『April 4th, 1968』
Copyright Nikkolas Smith All Rights Reserved.
※画像はThe Gun Showよりお借りしました。


ぞくっとするようなすごみを感じる画像です。

キング牧師の写真を加工したものだと知って見なければ、
私なら「ちょっと怖い」と感じてしまうと思います。
ヒップホップの歌手か誰か?と思うかもしれません。

この画像は、Nikkolas Smithさんというアーティストが作成したものです。
タイトルにはキング牧師が暗殺された日付がつけられています。

2012年に起きたトレイボン・マーティンくん殺害事件を受け、
彼がかぶっていたのと同じようなフードつきパーカーを
キング牧師の写真に貼り付けて加工されました。

マーティンくんは、夜、パーカーをかぶって歩いているときに
自警団のジョージ・ジマーマン氏にあやしまれ、
つきまとわれてもみあいになった後、銃で命を奪われました。

事件が起きたのは昨年ですが、
先月ジマーマン氏に無罪判決が出ました。

折しもワシントン大行進から50年目の節目となる今、
このような判決が出たことに怒りを覚えた人は多く、
この画像も抗議の意志を示すアイコンのように
ネット上で爆発的に広まったそうです。

公民権運動と必ずセットで登場する聖人さえ、
フードをかぶせたらあやしく見えるのか。

伝わってくるメッセージは痛烈です。

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ブログを紹介していただきました。


翻訳するコンテンツを提供してくださった
Medievalists.netとレイチェルさんが、
このブログをSNSで紹介してくれました!

Medievalists.netは、Facebookページに。
med_FB_3.png

『日本人読者なら、おさやのブログを読んでみて。
わたしたちのサイトから3本の記事が翻訳されています!』

Medievalists.netのページには3万件を超える「いいね!」がついているので
やはり反響も大きく、色々な国の方々が見に来てくださったようです。
Facebookに載ったその日のアクセス数が、
これまでにない伸びを見せ、びっくりしました。


レイチェルさんは、ツイッターで紹介してくれました。
re_tw_2.png

『すてきでしょ? 
わたしのロイヤルベビーの名付けの記事が、日本語に翻訳されました!』

レイチェルさんは、記事を使わせてほしいという連絡をしたときに、
「できあがったら知らせてね。友達に教えるから!」
と言ってくださっていました。
おいそがしいのにリンクまで貼ってくださって、
感謝感謝です。
(レイチェルさんのお写真がとってもかわいらしくって大好きです
お孫さんもいらっしゃると聞いてびっくりしました!)

翻訳者としては、
原文を書いていないので
「題材をお借りしている」という
どこかお世話になっているような気持ちがあるのですが、
日本語に訳されたことをお二方ともとても喜んでくださって
本当にありがたく思いました。

「英語はツール」という信条を、いい形で使えているかなと少し思うことができました。
これからもすてきな作品をたくさん訳していきたいと思います。

(現在、翻訳のお仕事をいただいているので、
ブログ記事の更新はしばらく先になると思います。
どうぞ今しばらくお待ちください

『読んだよ』代わりにっといただけるとうれしいです。
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ロイヤルベビーの名付け

ブログ翻訳006
またまたロイヤルベビーの内容ですが、
名前をめぐるものとしてはちょっと変わったおもしろい記事なので紹介します

筆者のレイチェルさんは摂政(リージェンシー)時代の専門家。
「ジョージ王朝時代の人ならどんな名前をつけるか?」という
他の人とは違った視点で記事を書いています。

この記事がアップされたのはベビーが誕生した7月22日当日
ジョージ王子の名前が発表されたのは7月25日。
名前の由来の記事にもあったように、
誕生前からベビーの名前が何になるのか英国中が注目していました。
赤ちゃんの名前をめぐり、摂政時代にも狂騒が巻き起こっていたようです


ロイヤルベビーの名付け
――ジョージ王朝の三人の王族からのアドバイス

by レイチェル・ノールズ

ロイヤルベビーに名前をつける責任は重大だ。ほかの親なら自分たちの好きな名前をなんでもつけられるが、ウィリアムとケイトは未来の君主にふさわしい、王室の承認を得られる名前を選ばなくてはならない。

では、ジョージ王朝の王族ならウィリアムとケイトにどんなアドバイスを送るだろうか?

ジョージ三世の9人の息子
ジョージ三世とシャーロット王妃には15人の子どもがいた。最初の子は難産の末、1762年8月12日「7時24分過ぎに」生まれた。御衣裳係官のハンティンドン卿が、王妃の副侍従よりも先に、王妃が女の子を出産したと王に報告した。

王は、王妃が無事であるなら「子の性別が少々気にかかるな」と返した。王がそう考えたのはかえってよかった。実際に王妃が産んだのは『丈夫で大きな美しい男の子』だったからだ! このあかんぼうは、父親と父方の祖父母・オーガスタとフレデリックの名をとってジョージ・オーガスタス・フレデリックと名付けられた。父親の逝去後、彼はジョージ四世となる。

ジョージ三世のほかの息子の名は、フレデリック、ウィリアム・ヘンリー、エドワード・オーガスタス、アーネスト・オーガスタス、オーガスタス・フレデリック、アドルファス・フレデリック、オクタヴィウス、アルフレッドだった。言うまでもなく、ジョージ三世はオーガスタスという名前を非常に気に入っていた。
Queen Charlotte from Memoirs by John Watkins 1819-greyscale
シャーロット王妃
(ジョン・ワトキンス 
『英国王妃ソフィア・シャーロット陛下の思い出』(1819)より)

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ピーター&サンドラ(Medievalists.net)

ブログ翻訳005
今回は、記事をお借りした歴史サイトMedievalists.netの運営者、
ピーターとサンドラを紹介します。

このブログを始めるときに、一番最初に記事再利用のOKを出してくれたお二人です

著作権の問題をクリアするのが難しいのではないかと不安でしたが、
思いきって問い合わせたところ、ピーターから快くOKの返事をもらい、
ブログ開設に向けて背中を押してもらいました。

Peter and Sandra, I really appreciate your permission to re-use your contents.
Your "About Us" will be translated here to introduce you to Japanese audience.


ピーター・コニエチュニー&サンドラ・アルバレス自己紹介
Medievalists.netEarly Modern England運営者)

歴史に命を吹き込みます
歴史は遠い昔に起きたことだと解釈されがちです。これ以上変わることのない静止した過去の一瞬であり、わたしたちの忙しい現代社会にはほとんど関係ないものと思われています。けれど、歴史家や考古学者や研究者が過去について日々新しい発見をしていることをわたしたちは知っています。また、わたしたちの歴史は無数の映画、小説、ゲームの題材にもなっています。歴史は生き物です。絶えず変わり、うごめき、わたしたちの身のまわりで生まれています。このウェブサイトで気づきの機会を提供し、歴史の変化を体感できることを読者に知ってほしいと思っています。ニュース、ブックレビュー、論文、ゲーム、映画、ポップカルチャーなど、これ以上ないほど幅広くお伝えします。

わたしたちのこと
わたしたちは大学の中世学課程で出会い、親友になりました。卒業後、ピーターは博士号取得のために学業を続け、わたし(サンドラ)はカレッジで勉強し、働き始めました。2008年の夏、わたしたちの最初のウェブサイトMedievalists.netのアイデアが動き始めました。何か月も放置されて進展しないサイトには飽き飽きしていたので、活気があって毎日変化があり、人々が歴史を理解できるようなサイトにしたいと思いました。そこで、歴史に関するブログを書いたり、論文を投稿したり、商品やブックレビューや映画のニュースを掲載したりできるサイトを始めようと決めました。わたしたちの歴史への愛情をみなさんと分かち合い、なぜ歴史が大切であるかをお伝えしたいと思っています。
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ロイヤルベビーの名前の由来

ブログ翻訳004
今回はBBCのウェブサイトよりニュース記事を訳しました。
またまた名前つながりです

翻訳するにあたってBBCの窓口に可否を問い合わせたところ、
「非営利のブログなら、記事を訳して載せるのはOK。
ただし画像はBBCが著作権を持っていないものが多いので、転載NG」
という回答がありました。

BBCの記事はおもしろくて読み応えのあるものが多いので、
OKをもらえてうれしいです


ロイヤルベビー なぜジョージ・アレクサンダー・ルイスに?
by Finlo Rohrer 2013/7/24
元記事:BBCニュースマガジン Royal baby: Why George Alexander Louis?

ケンブリッジ公爵夫妻ことウィリアム王子とキャサリン妃の第一子は、ジョージ・アレクサンダー・ルイスと名付けられた。さて、この名前の由来は?

「賭け屋にはずれなし」という古い格言の勝ちといってもいいだろう。ジョージは一時男の子の名前の大本命で、オッズは下がり続けて3.0倍になった。アレクサンダーとルイスのふたつもいい勝負だった。

ひねくれ者は、男の子だとわかる前はアレクサンドラ(エリザベス女王のミドルネームのひとつ)が本命だったことを指摘するかもしれない。

この三つのうち、三番目の名前の縁故がもっともはっきりしている。ルイスと聞いてまっ先に思い浮かぶのは、フィリップ殿下の叔父ルイス・マウントバッテンだ。最後のインド総督だった彼は、カトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)が彼のヨットに仕掛けた爆弾に命を奪われた。
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『カンタベリー物語』犬の名前で考える

前回の中世のペットの記事のおまけ2で書いた
『カンタベリー物語』に出てくる犬の名前について、少しまとめてみようと思います。

まず、名前の表記の変遷はこのようになっていました。

Colle→Coll→ハチ公→コル

Talbot→Talbot→熊公→タルボット

Gerland→Garland→?→ゲルランド


左から順に、中期英語原文→現代英語原文→西脇訳(1949年初版)→桝井訳(1995年初版)
(今回の翻訳の原典としたMEDIEVALISTS.NETに載っていたのは中期英語でした)

そもそもColleとGerlandの表記に自信がなく、
「先行訳はどうなっているか見てみよう」と思ったのが最初でした。

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