歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

個人事業者つばめ翻訳。翻訳をめぐるあれこれを書いたり、海外記事を翻訳したりしています。

スコットランドの公爵夫人ジェーン

ブログ翻訳007
すっかりご無沙汰してしまいました

今回は、前回と同じリージェンシー文化に詳しいレイチェルさんのブログから。
「ジョージアン時代の母親の中で一番野心的だったかも?」
というレイチェルさんのつぶやきに興味をひかれて翻訳しました。
身近にいたら困るけれど、
歴史小説やドラマで野心的な女性を見るのがけっこう好きです


ジェーン・ゴードン(ゴードン公爵夫人)(1748~1812年)
by レイチェル・ノールズ
1_Duchess of Gordon from Wraxalls Posthumous Memoirs v3 1836v2

ゴードン公爵夫人ジェーン
(N・W・ラクソール『遺稿回想録集』(1836)より)


〈生い立ち〉
 ジェーン・マックスウェルは1748年ごろ(1)、第3代モンリース(2)準男爵のウィリアム・マックスウェル卿とその妻マグダレンの娘としてエディンバラに生まれた。

 幼少期にはエディンバラのハインドフォード・クローズに母と姉妹と住んでいた。少々おてんばで、エディンバラ市街のハイ・ストリートを豚の背に乗って駆け抜けていたという逸話も残っている。

〈『ガロウェイの花』〉
 ジェーンは並はずれて美しい女性で、そのうるわしさを称えて『モンリースのジェニー』(2)という詩が作られたために『ガロウェイの花』とも呼ばれていた。

 才知があり、疲れ知らずに見えるほど活力にあふれたジェーンだったが、率直な物言いをしがちで、相手にいつも気に入られるわけではなかった。

〈華々しい結婚〉

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翻訳と月

原文と訳文の関係は、地球と月のようなものでしょうか。

つかず離れず。
ふたつの距離は一定ではなく、近づくこともあれば遠ざかることも。

翻訳修行を始めてから、原文との距離の取り方をずっと考えています。
近すぎれば日本語としては違和感が残り、
離れすぎればただの別個の文章となってしまう。
固定された正解はないから距離は一定ではなく、
題材や文脈によってもっともふさわしい距離感は変わるように思います。

訳文は、実際の月と違い、原文という名の地球と引力で結ばれてはいません。
すばらしい原文にはもちろん引力が備わっているのでしょうが、
月側にそれをくみとる力と意識がなければ、
軌道からそれてあらぬ方向へ飛んで行ってしまいます。
未熟者の私は、軌道からはずれて
ブラックホールのようなところでさまよってしまうことも度々です。

今日は、以前受けた課題の復習をしました。
先生の文章はまさに原文と「つかず離れず」で、
私が悩んだあげくに原文と語順を変えて訳したところも
原文とほぼ同じ形で日本語に置き替えられています。
自分の訳文に先生の訳例を赤ペンで書き入れていくと、
文章の違いがよくわかりました。
落ち込むというよりは、
自分の進む道の果てしなさに茫然としているというほうが近い心持です。

今宵の空には中秋の名月が輝いています。
先ほど見上げましたら、距離は遠いようですが、強い光を放っていました。

つかず離れず、満月のときも三日月のときも、
その時々の美しさを出せる訳文を書けるようになりたいです。


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通翻オフ会に参加しました。

先週の土曜日、初めてオフ会なるものに参加しました。

人見知りなうえに緊張しやすいので、
いつもなら「うーん、ちょっと…」と腰が引けてしまうところですが、
今回ばかりはすぐに「行きたい!」と思いました。
地元の通訳翻訳関係者が集まる会だったので

Twitterで声をかけていただき、思いがけず参加することができました。
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初納品しました。

このたび、初めての英日翻訳案件の納品をしました。

ボランティアでなくチェック案件でもない、翻訳の納品です。
2010年7月に通信講座で入門クラスを取り始めてから約3年、
目標のひとつを達成できました。

案件はアメリカの人種問題に関するものでした。
高校時代からの自分のテーマともいえる内容をやらせていただき、感無量です。

ビジネス文書を主に取り扱っている翻訳会社が
こんな案件をお持ちだとはまったく思っていなかったので、
打診をいただいたときには目を疑いました。
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