歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

個人事業者つばめ翻訳。翻訳をめぐるあれこれを書いたり、海外記事を翻訳したりしています。

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勉強という名の投資

「翻訳の勉強は投資だと思ってる。
で、いつごろ回収されるのかね?」
というようなことを夫に言われ、うろたえています。

具体的に考えなければと思いつつ、
日々のことに追われずっと後回しになっていました。

課題をやっているだけで精いっぱい、
先のことや会計のことを考えるのが苦手、
といくらでも言い訳はできますが、
要は「翻訳でほんとに食べていけるのか」
を突き詰めて考えるのが怖いのです。

…しかし夫のいうことはもっともなので、
翻訳の勉強にどのくらいのお金をかけてきたか、
今までの仕事でどのくらい回収できているかを
改めて確認しました。

これまでに単発でいただいた翻訳の仕事での収入と、
2010年からの3年で受講した
・フェローアカデミーの出版翻訳系の講座
・アメリアの定例トライアルと年会費
・ナショジオの実践講座
・その他翻訳コンクールの応募
の額を比べたところ、
これまでの回収率は約40%でした。

ただ勉強しているなら道楽でしかないので、
自分の責任は最低限果たせるように
やはり翻訳の仕事をもっと受注できるようになりたいです。

その一歩として
実務翻訳のトライアルに挑戦したいと考えてはいるものの、
未経験で応募できる翻訳会社が少ないこと、
その数少ない会社に繰り返し応募することはできないことを思うとひるんでしまい、
なかなか動き出せません。

が、このままでは展望が開けないし
が迫ってきて怖いので、
今度、実務分野の定例トライアルに応募してみて
もしB判定が出たら翻訳会社のトライアルにチャレンジ、
C以下だったら翻訳学校の実務の講座を検討しようと思います。

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なぜわたしたちは笑うのか?

ブログ翻訳009
なんだか哲学的なタイトルですが、そうではなく、
写真史と笑顔についての論文を紹介している文章です。

新しくアメリカのキャロル・ボーデンスタイナーさんに許可をいただいて訳しました


なぜわたしたちは笑うのか?
2013年8月5日 キャロル・ボーデンスタイナー

 写真を撮るために一列になり、誰かの「ハイ、チーズ!」の声でみんなが笑顔になる。反射的にこうしているだろう。だが、かつては必ずしもそうではなかった。1900年以前、笑顔の写真は極めてまれだったのだ。

GW-Lydia-Haylock-c1890W-221x300.jpg
わたしの曾祖父母(1890年頃)

 執筆中の第一次世界大戦時代の小説のために20世紀初頭の写真を調べていたとき、わたしはある興味深い論文に行き当たった。クリスティーナ・コッチェミドヴァ博士による『 "ハイ、チーズ" の理由――スナップ写真の笑顔の創造――』という論文だ(論文の全文を読むにはこちらをクリック)。
(訳注:リンク先は英文です。また、2ページ目以降を読むには会員登録と費用が必要です)

 19世紀の写真は、なぜしかめ面ばかりなのか。コッチェミドヴァ博士の挙げた理由は――
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JAT翻訳コンテストと出版持込

ご無沙汰しておりました

10月後半は表題のふたつの応募にチャレンジするためバタバタしていて、
ブログのほうはお休みさせていただきました。

JAT(日本翻訳者協会)の新人翻訳者コンテスト
前から知ってはいたのですが、
実務翻訳のコンテストなので自分には無理かと思い、
これまでは応募を躊躇していました。
でも、出版翻訳と実務翻訳のふたつをまたぎながら進めていきたいと思い始め、
今年は思いきってチャレンジしてみました。

応募資格は実務翻訳経験3年未満、
課題文は、英国秘密情報部SIS(MI6)の人材募集サイトの一部でした
(現在、応募は締め切られていますが、課題文はこちらからダウンロードできます)。
実務翻訳のコンテストというと、
もっと硬い、ビジネスと直結した内容が出題されるのかと思っていましたが、
なんだか出版翻訳の課題にも出てきそうな内容でとてもおもしろかったです。
とはいえ、スパイものの作品とこれまでほとんど接してこなかった私は、
あわててMI6関連の書籍を何冊か読み、語彙を補って訳出しました。

これから一次審査がおこなわれ、
まずは来月下旬にファイナリスト5名が発表されるそうです。


出版持込は、
会員制の翻訳者ネットワークサイト「アメリア」の
出版持込ステーション」というシステムに応募しました。
応募は会員のみですが、非会員の方もシステムの概要を見ることができます。

リーディングの講座でレジュメを書くのもおもしろかったし、
いつかは持ち込みをしてみたいとずっと思っていました。
「この洋書を日本語版で出版したい」という持ち込みは個人でもできますが、
このシステムではアメリアが出版社と企画者の間に立ち、
メールマガジンや企画リストで出版社に企画を告知してくれます。
名もない翻訳修行者が一人で持ち込むよりは
アメリアの後ろ盾があるほうが採用の可能性は高いかもしれないと思い、
このシステムを利用しました。

10月に入ってから
JATのコンテストの締切が
持込ステーションの締切とちょうど同じだということに気がつき、
追い込み時期が重なって最後がバタバタになってしまいました。
おかげで火事場の馬鹿力が出た部分もありましたが、
もう少し落ち着いて余裕を持って出したかったと反省しています。

持ち込んだ企画は、原則すべて出版社に告知していただけるそうですが、
形になって世に出るかは出版社の判断次第。
もちろん、「ぜひ翻訳したい」にマルをし、
原書の一部の試訳を提出しましたが、
翻訳者が誰になるかも出版社の判断です。
でも、この本が日本でも出版されたらそれだけでしあわせ。

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