歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

個人事業者つばめ翻訳。翻訳をめぐるあれこれを書いたり、海外記事を翻訳したりしています。

2013年総括

今年は、内向き気味の私にしては、
ダイナミックなできごとが多かった1年でした。

1月 マスターコース受講開始。
パラノーマル•ロマンスというものを初めて読んで訳す。

3月 ナショジオ翻訳教室修了。

4月 ブログを始めようかと考え始める。
歴史に関する英文記事を自分で訳したいというのがスタートだった。

5月 野鳥の会でのグループ翻訳に参加。
野鳥に対するネオニコチノイド農薬の影響についての英文レポート。

6月 記事の再利用について初めて原作者に問い合わせ。
快諾をいただき、ブログ開設準備に入る。

7月 マスターコースの直接講義に参加。
第一線で活躍されている柿沼瑛子先生と文芸翻訳学習者の同志に初めて会った。

同月 本ブログ開設。

8月 翻訳案件を初受注。
いつかやりたいと思っていたアメリカ社会に関するものだった。

9月 第1回静岡通翻オフ会に参加。
初めてフリーランスのビジネス翻訳者の方々と話す。

10月 アメリア出版持込ステーションに参加。
自分が読んだ本のシノプシスを初めて作成、提出。

同月 JAT新人翻訳コンクールに応募。
ビジネス翻訳に初めて挑戦。

12月 第2回静岡通翻オフ会に参加。
プロの翻訳者の方々と「知り合い」として再会できた。

---
とにかく何かしていないと不安な質で、
前に進みたいという一心でいろんなことをやりました。
「まずは一歩」を何度か体験できたので、
来年はもう少し結果を形にして出せるように、
翻訳という仕事にさらに一歩踏み込めるように、
考えながら動いていきたいと思います。

今年のたくさんの出会いに感謝、感謝、感謝です。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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第2回静岡通翻オフ会

昨日、静岡での通翻オフ会に参加しました。
9月の第1回に続き2回目です。
このオフ会のために
遠方からはるばる来てくださった方もいました。

今回はお酒&食事を楽しみながらの会だったので、
1回目以上にじっくりお話をうかがうことができました。
修行中の身には刺激が満載の貴重な機会で
私としては緊張せずにはいられなかったのですが、
プロの方々がみなさんとても温かく、
5時間ずっと楽しく過ごさせていただきました。
本当にありがとうございました

興奮が醒めぬうちに、印象に残った点をメモメモ。

・翻訳ツール「Felix」がおすすめ。
翻訳者が作ったものなのでとても使いやすい。
インターフェースなどはTradosと近い。

・「かんざし」というソフトもおすすめ。
複数の辞書+ウェブサイトを一括検索できる。
PASORAMAと使うと最強!

・ツールは、取説のように繰り返しが多い原文なら使いやすい。

・情報を保護するため、翻訳を外注せずすべて社内の人員で賄う会社もある。

・数ワードなど小さい仕事に迅速に対応すると
翻訳会社にとても喜ばれる。

・静岡には翻訳学校がないので、作ったら需要があるかも??

・派遣社員での翻訳職は、企業や案件によって任される部分がだいぶ違う。
翻訳だけでなく周辺業務も担当することも。

・仕事の忙しさ、身内へのしわ寄せ

・特にだめ出しやフィードバックなどなく
翻訳会社と縁が切れることもある。
気にせず次に行く!

・他の人のすごさを感じたら「自分にはまだ伸びしろがある」と思う。

・翻訳はなぜテレビで取り上げられにくいのか。
→頭の中での作業が中心。
絵にならない?
通訳は絵になる?(マンデラ元大統領追悼会での通訳事件など)

・翻訳者がNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で
取り上げられる日は来るのか。来てほしい!

・翻訳という仕事はなぜ評価されにくいのか。
判断基準があいまい?人それぞれ?売上?
なんといっても書籍を出しているかどうかでは?

・つたない原文でも補って優れた訳文を作ることの是非
ビジネスでは必要だと思う。
文芸とビジネスでは違うのかも?

・翻訳という仕事の評価、訳文の評価、文芸書の評価、
結局は人の感じ方の違い。

・師匠の大切さ

・東海三県+静岡で翻訳者の集まりをやろう

・TwitterやFacebookを使っている翻訳者はごく一部。
名古屋にも静岡にももっと翻訳者がいるはず。

などなど。
---
共通項がある方々とわいわい話をするのは楽しいです

話をしているうちに
意外と自分の中からはっきりした意見が出てくることもあれば、
「ああ、まだこの部分は自分はわかっていないな」
と感じる瞬間も。
自分の中にあるもの、ないもの、新しく加わったものなどを
考えた会でした。

フリーランス翻訳者の厳しさ、責任、醍醐味がぐーっとお腹の辺りにきて、
「自分の腕1本で勝負している」方々が目の前にいるんだな
と改めて思いました。

修行中の私にとっては
翻訳の仕事をしている方の言葉ひとつひとつが本当に宝。
ありがたいことです。

次回は勉強会の要素も加えようかという案もあって、
またそれも楽しみです。
関東圏など、静岡以外の翻訳者のみなさんにも
いつの日かぜひお会いしたいです。


おまけ。
居酒屋でフライドポテトを頼んだら
なぜかイカの塩辛がディップのように添えられていて、
みんな目が点になりました
浜松流というわけでもなさそうです。
どうやって食べるのが正解だったのやら。


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金原瑞人さん講演会

11月下旬、
地元の図書館主催の翻訳家・金原瑞人さんの講演会に行ってきました。

タイトルは「ジョン万次郎の頭の中と、日本語における横書きの発明」。

金原さんが去年翻訳された
ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂」という本があったので、
大急ぎで読んでから聞きに行きました。

印象深かった点。
【ジョン万次郎について】
・ジョン万次郎は土佐弁をもとに英語を理解していたはず。
万次郎がアメリカ人と出会った当時は日本に標準語はなかった。

・上記の本を訳したときも、万次郎のせりふを土佐弁にするかで悩んだ。
(土佐弁で通すのは難しいので結局標準語に)

・万次郎は英語の読み書きを先に覚えた。
日本語の読み書きはアメリカから帰国してから。

・万次郎は晩年は東大で教えていたが、
もし武士の出だったら政府の中枢にいただろう。

【縦書き・横書きについて】
・現在縦書きが使われているのは日本と台湾のみ。
中国でさえも横書きが主流。

・日本で初めて出た英語読本は縦書きだった。

・横書きが生まれた経緯については諸説あり。

・ローマ字の生みの親ヘボンが作った日本初の和英辞典は横書き。
(横書きの英語が母語であるヘボンだったから
日本語を横で書こうと思ったのでは?と思いました)

・縦書きと横書きで小説から受ける印象は変わるか?
青空文庫の古典作品ならどうか?

【翻訳について】
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出版持込ステーション掲載開始

10月にアメリアに提出した洋書企画書の掲載が始まりました。

出版持込ステーション ノンフィクション

その他ジャンルはこちらから

会員でない方も企画紹介文を閲覧できます。

ただ、企画内容の盗用を防ぐため、
原書タイトルや企画書本体の内容は
サイト上では見ることができないようになっています。


掲載期間は12月から来年3月までの4か月間。
この間に出版社から申し込みがあると出版の検討が始まり、
正式に企画が採用されるとめでたくその本が世に出ることになります。

提出してすぐに企画書受理の連絡の後、
改めて掲載決定のご連絡をいただくまで数週間ありました。
版権の空きを確認してくださったのだろうかと思い問い合わせましたが、
アメリアでも版権の確認はできないのだそうです。
検討に入った時点で出版社が確認するということでした。
そのため、企画書リストに掲載されたからといって
版権が空いているとは限らないそうです。

今回企画を出した本は欧米ではすでにかなり売れているようなので
版権が空いているかちょっと不安ですが、待つのみです

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