歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

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マスターコースの直接講義

先日、通信講座を受講している翻訳学校の校舎に行ってきました。
この前は説明会のインタビュイーでお邪魔したのですが、今回は一受講生として

フェロー・アカデミーの「マスターコース」では、
通信での全6回の添削に加え、先生のご講義を受けられる機会が一度だけあります。
今回はヒストリカル・フィクションの講座で、
講師は『古書の来歴』などの訳書を出していらっしゃる森嶋マリ先生。
『古書の来歴』は数年前に読んでいたので、
その本を実際に訳された先生にお会いできて感激しました。


古書の来歴古書の来歴
(2010/01/21)
ジェラルディン ブルックス

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講義では、最後の6回目の提出課題について、
受講生の訳にチェックを入れたところを中心に
訳しにくいところ、原文の理解が難しいところなどを丁寧に説明していただきました。
時には、原文の曖昧な表現について全員で悩んで意見を出し合ったり、
訳す時にイメージした絵を具体的に言い合ったり。
訳語を決めるまでのプロの思考の流れも垣間見ることができた、濃密な3時間でした。
森嶋先生には「二人ともとてもよく訳せていました」というお言葉までいただいて、
なんだか信じられないような思いでした。

同時に、文芸翻訳業界の厳しいお話もうかがいました。
印税も出版部数も下がっていて翻訳家の収入はどんどん少なくなっているけれど、
1冊訳すのに数か月単位で拘束されるため、他の仕事との両立が難しい。
こうした背景から、
「好きなら勉強を続けるといいと思うけれど、
文芸翻訳の世界に入ることを勧められない」
と森嶋先生はおっしゃっていました。
自分のスキルの問題以上に、
文芸翻訳という土壌自体のハードルを改めて感じました。
それでも、今回の直接講義で
「文芸翻訳やっぱりやりたいなあ」という思いを新たにして帰ってきました。

先ほど「二人」と書きましたが、
直接講義に出席したのは私も含めてたったの2名でした
私たちはプロの先生を独占できるような形になり、
業界や今後の勉強についても突っ込んだお話をうかがえて
とてもありがたかったのですが、
先生からしてみたら人数があまりに少なくてがっかりされたのではないかと思います。。
そもそも直接講義を含んだ受講料設定になっているでしょうから
来ないともったいないと思うのですが、
みなさんご都合がつかなかったのかなー。

通信で受けている人は、忙しかったり地方に住んでいたりすることが多いと思うのですが、
直接講義に行くとプロの先生や同志に会えてモチベーションが上がるので、
万難を排して上京するだけの価値があると個人的には思います


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コメント


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今月行ってきます!

おさやさん、こんにちは。直接講義に行ってこられたんですね。
有益な内容だったようで、よかったですね。

私も今月直接講義に行くことになりました。講義を行う側で(^^;)
貴重な時間を割いて参加してくださる受講生さんに「行ってよかった!」と思ってもらえるようにがんばります。土器土器。

mariko(猫先生) | URL | 2014-10-02(Thu)09:12 [編集]


Re: 今月行ってきます!

猫先生、こんにちは。

猫先生は今月ご講義をされるんですね!
普段、通信で学んでいる方は
プロの先生にお会いする機会がなかなかないので
きっとみなさん楽しみにしてらっしゃると思います^_^

IT門外漢ですが、私も猫先生の授業受けてみたいです♪

おさや | URL | 2014-10-02(Thu)15:38 [編集]


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