歴史と本と翻訳と ~つばめ翻訳~

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シンポジウムの報告をしました。

7月2日に静岡翻訳勉強会(しず翻)が開かれました。
今回はなんと、テリーさんと帽子屋さんもお越しくださり、
以前から私が仕事でご一緒していたHさんも、
はるばる県外から駆けつけてくださいました。

勉強会の構成は、
翻訳フォーラムのシンポジウムの報告と
辞書環境についての情報交換の二本立て。
実は、前半のシンポジウムの報告を
僭越ながら担当させていただきました。
豪華な参加者の面々を前にしての大役を仰せつかり、
大変緊張して当日を迎えました。

シンポジウムで講演をしてくださったのは、「翻訳界の大御所」と呼ばれる方々。
そんな4人のお話の内容を、私一人で再現することはとてもできません。
しず翻の参加者のみなさんが、
「翻訳のレッスン」の購入や
実地レッスンへの参加申し込みをされる
きっかけになるように
シンポジウムの概要を伝えようと、
発表の枠を決めました。

けれど、いざ資料を作り始めると、
自分が聞いた話をその場にいなかった人に伝える難しさを痛感しました。
2カ月前の講演の内容を思い出し、咀嚼し、
自分のなかで「絵」にして
人に伝えるための言葉にする、という作業は、
「翻訳」のときに「絵を描く」のと同じようだと感じました。
シンポジウムの
「翻訳のときに大切なのは絵を描くこと」という言葉が
改めて自分に刺さりました。

内容が理解できないと絵は描けません。
自分がシンポジウムの内容を十分に理解できていないことを反省しつつ、
手元の「翻訳のレッスン」の書籍も参照しながら準備をしました。

当日、勉強会後の懇親会で、
シンポジウムの講演者でもあった帽子屋さんが
「ちゃんと伝わっていたことがわかってうれしかった」
と笑顔でおっしゃってくださって、心の底からほっとしました。
帽子屋さんのこの一言で、今年の後半がんばれる、と思いました。

勉強会後半の辞書環境に関する情報交換では、
参加者のみなさんに普段使っている辞書を具体的に教えていただき、
辞書の使い方・選び方は専門分野によってさまざまなのだということを実感しました。
さらに、テリーさんからは翻訳会社のなかでの
ツールや自作辞書の使い方をうかがい、
帽子屋さんからは辞書ブラウザLogophileの効果的な使い方を実演していただきました。
翻訳界の著名なお二人から直接お話をうかがうという貴重な機会に恵まれ、
本当にありがたかったです。

今回のしず翻には、
下訳の仕事をしながら翻訳の勉強方法について模索しているという方も、
新しく参加してくださいました。
なんと、以前からこのブログを読んでくださっていて、
私が「おさや」だと気づいて「あのブログの本人!」とびっくりされたそうです。
こんなことは初めてで私もびっくりしましたが、それ以上にうれしかったです。

私はしず翻のなかで一番実務経験が少なく、
いつも他のみなさんの背中を追いかけているような気持ちでいました。
それが、今回新しい参加者がいらしてくださって、
「追われる」ような気持ちを初めて味わっています。
とても熱心にいろいろなことに取り組んでいらっしゃる方で、
自分は最近気が抜けていたなあと反省…
もっと貪欲に勉強せねば、とキラキラしたお姿を見ながら思いました。

勉強会に参加してくださったみなさん、企画してくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
「報告する」というプレッシャーで頭が活性化して、
シンポジウムの理解がまた一歩深まりました!

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